GriっとEnglish

「grit」とは英語で「やり抜く力」の意味。
英語で最も大切なのはGritだと信じています。
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It is better to be a human being dissatisfied than a pig satisfied;
better to be Socrates dissatisfied than a fool satisfied.
-John Stuart Mill (1806-1873) -

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カテゴリ: 独り言

昨日から始めた自炊も今回で第3弾!

今回はアルクの『新TOEICテスト スーパー模試600問』を自炊しました。
前回のブログでも書きましたが、このテキストは旧形式です。
しかし、問題の難易度は結構高いので練習するにはもってこいと思っています。
また、前回解いてからもう何年も経っており、内容も忘れてしまったので復習にはちょうどいいと思っています。

作業ですが、裁断・読み込みなどは慣れてきました。
しかし、スキャナーで読み取る際、マルチフィード(数枚一気にスキャナーにフィードされ、ページがとばされてしまう現象)が何回かありました。
昨日もこのマルチフィードに苦しまされて、何回か最初からやり直しました。
今日のテキストは量も量のため、最初からやり直してたら時間的にかなりロスなので、とんでしまったページはそのままにしておきました。
どうしても答えが必要な時は、紙バージョンのを確認すればいいや、ということで・・・

仕上がりはというと、裏面がどうしても移ってしまうのですが、まぁまぁキレイにできたと思います。

いつも書いていますが、自炊したものを上手に使っていくことこそが最も大切なことですよね。
このことを忘れずに空き時間・隙間時間を上手に使って勉強していきたいと思います。

本日英検だった方お疲れ様でした! 私もすでに取得済みではありますが、機会があったら今後も英検1を再度受験していきたいと思っています。

TOEICをもう少し頑張りたいと最近強く思って、過去に買った教材を使って自炊を始めることにしました。
そのためにメルカリでまず中古のスキャナーを購入。
今回はCANON DR-150のほぼ新品?のものを値下げ交渉して7000円でした。
出品者の方ありがとうございました! IMG_1091

次に、家の近くのCAINZでペーパーカッターを購入。
これは2000円くらい。
IMG_1094

裁断した本はこんな感じです。
YouTubeなどでやり方をイメトレしたので問題なくできました。 IMG_1092

実際にスキャナーで取り込んで行くんですが、これが地味に時間がかかります。
あまり高価なスキャナーではないので、横着してたくさんフィーダーに入れたせいでつまったり3枚同時にフィードされたりして、結局4回やり直しました。

これをKindleを使って練習していくつもりです。
ちなみに画像は旧公式問題集の3です。(個人的には新形式とか旧形式とかあまりこだわりはないので、古いテキストも積極的に使っています) IMG_1093

自炊して取り組んだ教材を空き時間などを使って今後うまく利用していきたいと考えています。
みなさま、応援よろしくお願いいたします!

最近中3の子と英検のライティング練習をしました。
英語力も大事だけど、国語力(自分で考える力や情報を整理してアウトプットする力)は本当に大事だなと思うエピソードにその時出会いました。

その子は1年半のイギリス留学経験もあり、英語はよくできます。

前回の英検で、2級と準2級のダブル受験をしたそうです。
準2級の筆記試験は余裕で合格したそうですが、面接はわずかに合格点には及ばなかったそうです。
面接で聞かれていることは理解できるのだけれど、何と答えていいかわからないことが多かったそうです。
なお、ライティングは本当によくできていました。つまり、彼女には基本的な英語力があることがよくわかりました。

しかし、2級が特に問題でした。ライティングが全くの手付かず。課題文の訳はできるのですが、そこから考えが全く浮かばなかったらしいです。結果ライティングパートは0点でした。

実際に私と2級のライティング練習した時も、まずテーマに対するブレインストーミングができない!
直観的にテーマに対してYESやNOの立場は表明できるけれど、そこから理由が全く思いつきませんでした。

そうなってしまう理由は二つです。バックグラウンドの知識の欠如とブレインストーミング練習の欠如です。英検2級のライティングでは社会問題などについて書けなければいけませんが、その知識量(情報量)が絶対的に不足しています。また、ライティングを有利に進めるには、例え自分の直観とは反対の内容であっても書けることを書かなくてはいけません。

彼女は準2級のライティングは上手にできたようなので、2級も英文を書きだしたらたぶんそこまで苦労はしないのだろうと思います。しかし、その前段階が全くできないのは致命的です。書くことまでたどり着けない訳ですから。

そんなこんなで、結局私との授業は色んなテーマを使ってブレインストーミングする練習になってしまい、英文を書くことについては今後そこが少し克服できるようになってからになりました。

よく、英語力と国語力について議論がされますが、この件を見ているとどれほど国語力が大事かわかります。私も英語指導者ではありますが、小学校低学年からハイレベルの英語をやらせようとする英会話学校や指導者をみかけます。いくら将来を見据えていると言ってもやはりそれではダメなのではないのでしょうか?そのやり方は地に足が付いていません。子供たちの国語力を考慮し、彼らが自分たちで考えて分かるもの・理解できるものをやらせてこそ英語が身につくのではないでしょうか?そのためにはやっぱり国語力(国語力ってそもそも何だろうって話もありますが)を伸ばしてあげる必要があると、今回改めて実感しました。

マーク・ピータセン氏による「日本人の英語」について少し言及したいと思います。
氏はその著書の中(p.46)で、所有格について、「"her cat"で紹介した場合、それはher one and only cat」を意味すると述べています。つまり、her catと言った場合、その女性が飼っている猫は一匹だけになることを意味すると書いています。
以前ネイティブにそのことについて話したところ、必ずしもそれは当てはまらないと言っていました。つまり、彼女が一匹しか猫を飼っていないとは必ずしも言い切れないとのことです。

ピーターセン氏の指摘は大変興味深いと思います。しかし、やっぱり言語にはグレーゾーンがつきもので、意味の受け止め方は必ずしも一つだけではないということを改めて感じさせられた内容です。

今日はTOEICのPart2を勉強しました。
去年TOEICを受けた時、What time is it?という質問が出た時は単純過ぎて驚きました。
当然、It's 7 (o'clock).のような回答ではなく、The meeting won't start soon. みたいな(具体的には覚えてませんが)のが正解でした。
最近の傾向として、Part2ではドンピシャで答えを導くパターンではなく、消去法で答えを選ぶものが結構あるように思います。

今回は単語の覚え方について少し見て行きましょう。

覚えたい単語を他の単語とペアにして覚えるパターンがあります。

今回は cleave という単語を覚えてみましょう。
cleaveは「割る・切り裂く」という意味です。

①cleave を他の単語とペアにします。以下のペアでどうでしょうか?
meat cleaver:肉切り包丁

②上のペアを元に、ケータイなどの録音アプリで以下のように録音しましょう。
「肉切り包丁meat cleaver肉切り包丁meat cleaver肉切り包丁meat cleaver」

③録音したものを聞き流せば、勝手に「肉切り包丁meat cleaver」が暗記でき、最終的に cleave が「切り裂く」という意味だと認識できるようになります。

私はこれを他の方法と併用することで、英検1級の試験で25問中23問正解できました。

録音したり単語のペアを探したり面倒臭いのですが、最終的にはかなり効率よく覚えられました。

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