最近、山口真由氏著『東大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』を読んでいます。
山口氏は、東大を主席で卒業され、財務省で務めた後現在は弁護士やコメンテーターとして活躍されています。
一度はメディアで山口氏をご覧になった方も多いと思います。
その中ででてきた「ファインマン効果」についてご紹介します。
■ファインマン効果
書籍の中で書かれていることを要約すると、ファインマン教授という著名な教授は人物的にも素晴らしいし、授業も分かりやすい。しかし、生徒達の成績は全然ダメで、生徒達は結局彼の授業を聞いて分かった気になっていたが、実は理解していなかった、という内容です。
結局いい授業を受けているだけではダメで、自分が勉強しないと成績は上がらないということです。
もちろん、教え方の上手な先生のおかげでその教科が好きになったり、どんどん勉強に集中できるようになるということがあると思いますから、そのようにモチベーションを上げてくれる先生の存在は重要です。
ただ、生徒にとって大切なのは、そのような先生からもらったやる気を授業内で終わらせず、例えば成績を上げるためならそこから自分で努力していくということですよね。
私はこの事実には気付いていましたが、それが「ファインマン効果」と呼ばれるということは知りませんでした。
■山口氏提唱の7回読みについて
山口氏の7回読みというテクニックは大いに賛成できます。
英語の単語帳がまさか7周すれば全ての単語が身に着くほど甘くはありませんが、最初は覚えようとせず何度も触れいくうちに単語が覚ぼわっていくという点では、山口氏と言ってることは同じだと思います。
私は英会話スクールで中学生に英語を中心に教えていますが、昔塾講をしていたので、他の教科も勉強の仕方をアドバイスしています。
どの教科も成績が上がらない子は、結局同じことを何回もやるということが恐ろしくできていません。
テスト範囲を1周すらできてない生徒がいます。
それでは、もちろん点数はあがりません。
絶対的勉強量が問題と言えばその通りなのですが。
私も通訳案内士のために現在勉強をしています。
YouTubeで世界遺産や城郭などを見ていますが、やっぱり何回も気負わず見ることで、少なくともそこで紹介されているものは覚えてしまいました。
結局みなさん繰り返し勉強することで成績を上げているのでしょうが、山口氏のような経験と実績がある人が言うと説得力があるのでしょうね。
■山口氏はGritな方
それにしても、山口氏の決めたらとことん勉強する、というのも大切な才能だと思います。
昔コンビニで働いていた時に、物知りな人がいました。
確かに浅く広くなんでも話に付き合える人でした。
記憶力はまぁまぁいいんだなって思います。
でも彼の欠点は、継続が全くできないこと。
何か始めるのですが、ちょっとしたらすぐ止めてるんです。
「僕は京大に行くくらいの地頭のよさ」と言ってましたけど、結局地元のFランを留年・中退してます。
継続できない人の末路ってこんなんか、って実感しました。
■まとめ
今回は山口真由氏の『東大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』をご紹介しました。
ファインマン効果について、読者の方にも意識をして頂けたら幸いです。
山口氏は、東大を主席で卒業され、財務省で務めた後現在は弁護士やコメンテーターとして活躍されています。
一度はメディアで山口氏をご覧になった方も多いと思います。
その中ででてきた「ファインマン効果」についてご紹介します。
■ファインマン効果
書籍の中で書かれていることを要約すると、ファインマン教授という著名な教授は人物的にも素晴らしいし、授業も分かりやすい。しかし、生徒達の成績は全然ダメで、生徒達は結局彼の授業を聞いて分かった気になっていたが、実は理解していなかった、という内容です。
結局いい授業を受けているだけではダメで、自分が勉強しないと成績は上がらないということです。
もちろん、教え方の上手な先生のおかげでその教科が好きになったり、どんどん勉強に集中できるようになるということがあると思いますから、そのようにモチベーションを上げてくれる先生の存在は重要です。
ただ、生徒にとって大切なのは、そのような先生からもらったやる気を授業内で終わらせず、例えば成績を上げるためならそこから自分で努力していくということですよね。
私はこの事実には気付いていましたが、それが「ファインマン効果」と呼ばれるということは知りませんでした。
■山口氏提唱の7回読みについて
山口氏の7回読みというテクニックは大いに賛成できます。
英語の単語帳がまさか7周すれば全ての単語が身に着くほど甘くはありませんが、最初は覚えようとせず何度も触れいくうちに単語が覚ぼわっていくという点では、山口氏と言ってることは同じだと思います。
私は英会話スクールで中学生に英語を中心に教えていますが、昔塾講をしていたので、他の教科も勉強の仕方をアドバイスしています。
どの教科も成績が上がらない子は、結局同じことを何回もやるということが恐ろしくできていません。
テスト範囲を1周すらできてない生徒がいます。
それでは、もちろん点数はあがりません。
絶対的勉強量が問題と言えばその通りなのですが。
私も通訳案内士のために現在勉強をしています。
YouTubeで世界遺産や城郭などを見ていますが、やっぱり何回も気負わず見ることで、少なくともそこで紹介されているものは覚えてしまいました。
結局みなさん繰り返し勉強することで成績を上げているのでしょうが、山口氏のような経験と実績がある人が言うと説得力があるのでしょうね。
■山口氏はGritな方
それにしても、山口氏の決めたらとことん勉強する、というのも大切な才能だと思います。
昔コンビニで働いていた時に、物知りな人がいました。
確かに浅く広くなんでも話に付き合える人でした。
記憶力はまぁまぁいいんだなって思います。
でも彼の欠点は、継続が全くできないこと。
何か始めるのですが、ちょっとしたらすぐ止めてるんです。
「僕は京大に行くくらいの地頭のよさ」と言ってましたけど、結局地元のFランを留年・中退してます。
継続できない人の末路ってこんなんか、って実感しました。
■まとめ
今回は山口真由氏の『東大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』をご紹介しました。
ファインマン効果について、読者の方にも意識をして頂けたら幸いです。