GriっとEnglish

「grit」とは英語で「やり抜く力」の意味。
英語で最も大切なのはGritだと信じています。
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It is better to be a human being dissatisfied than a pig satisfied;
better to be Socrates dissatisfied than a fool satisfied.
-John Stuart Mill (1806-1873) -

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2019年10月

多読に関する本を最近読んでいて、その中でよく取り上げられている本が斎藤兆史(よしふみ)氏著『英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語』です。

英語達人列伝―あっぱれ、日本人の英語 (中公新書)


ようやく先週入手し、少しずつ読んでいます。
英語をマスターした偉人たちの英語の勉強法が載っていると思ったら、意外に伝記的性質が大きく、それはそれで面白いなと思いました。
一人一人に関する内容がコンパクトにまとめられて空き時間にサッと読むことができます。

登場人物としては

新渡戸稲造(教育者・思想家・農学研究者)
岡倉天心(思想家・文人)
斎藤秀三郎(英語学者・教育者)
鈴木大拙(仏教学者)
幣原喜重郎(外交官・政治家)
野口英世(医学者)
斎藤博(外交官)
岩崎民平(英語学者)
西脇順三郎(詩人・英文学者)
白州次郎(実業家)

です。

私が尊敬する野口英世についても書かれており、彼の裏の素顔?についても知ることができました。
彼はやっぱり子供のころから頭がよかったんやな、ってこれを読んで思いました。
それに我われの想像を絶する努力が加わり、医学者として大成したんですね。
彼がマルチリンガルだったことをこの本で知りました。

野口英世は学問・努力については天才的だったのでしょうが、人としてはかなりのダメ人間だったことも書かれています。
まぁそんな内容は小学生が読むような本には書かれていないです、さすがに。
そんな彼の一面も知ることとができよかったです。
やはり野口に対する尊敬の念は変わりませんけどね。

本書は読者が読みやすいように書かれています。
たまに見られる筆者の達人たちの思いも、読んでいて面白いです。

英語の勉強の合間に、あるいはモチベーションのアップにぜひお勧めの一冊です!

斎藤兆史氏について
栃木県宇都宮市生まれ。栃木県立宇都宮高等学校東京大学文学部英語・英米文学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専攻修士課程修了。東京大学助手を務めた後、米国インディアナ大学英文科修士課程修了。1990年東京大学教養学部専任講師、1992年、同助教授、1997年英国ノッティンガム大学英文科博士課程修了(Ph.D.取得(Style and Creativity : Towards a Theory of Creative Stylistics))。2007年東京大学総合文化研究科准教授。2009年7月、同教授。2011年10月東京大学教育学部教育内容開発コース教授。
(Wikipediaより抜粋)

昨日書いた、ウチの息子の音読方法について第2回目です。

使用教材は二つ、旺文社の『英検5級 絵で覚える単熟語』と三省堂『NEW CROWN 1』です。

CD付 英検5級 絵で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)


NEW CROWN 1 [平成28年度採用]―ENGLISH SERIES New Edition


◆単語について
昨日書きましたが、息子は来年中に英検5級合格を目指しています。

その勉強に最も適した単語帳が必要なので、絵も載っていてとっつきやすいものを選びました。
『英検5級 でる順パス単』でもいいかと思いましたが、絵がないのでこちらにはしませんでした。

勉強方法は少し困りました。

毎日私がそばにいて勉強に付き合えればいいのですが、私の帰宅が毎日12時近いのでそれは物理的に不可能です。

嫁さんは国語や算数など他の科目を教えているので、更に嫁さんに負荷をかけるわけにもいかず。
しかも嫁さんは英語が大の苦手。
なので嫁さんにお願するという選択も諦めました。

息子自身にCDを再生させて音読させる方法も考えました。
しかし、旺文社さんには本当に申し訳ありませんが、テキストの作りは大満足なのですが、CDの構成が私個人的な理想とは相容れず。

結局、私の声を録音しました。
息子はそれを聞きながらテキストを見て読むという形を取っています。
具体的には、例えばbookという単語を覚えさせたいならば、

ほん book ほん book

という形で録音し、bookについて2回ずつ単語とその意味が確認できるようにしています。
単語16個で1分くらいの録音の長さです。
これなら小2でも一人で聞いていても集中力がなんとか持続します。

ちなみにこれは日本語→英語という順番が意外に大事です。
日本語が先にこればその言葉に無意識に反応しますが、英語が先にくると聞き流してしまいます。
ですから、覚えやすいのは、英語→日本語の順番より、日本語→英語の順番です。
これは私の経験から得たものですが。

book ほん book 本 ←この順番でも悪くないけど・・・
ほん book ほん book ←この順番が効果的

話は戻りますが、息子はそれを聞きつつ、テキストの文字を目で追いながら声に出して読んでいきます。
16個を毎日3周させています。
16個を3周ですが、一つの単語を2回聞く訳ですから6周分の効果を見込んでいます。

私は実際確認が出来ていませんが、嫁さんの話によると、朝起きて何やらしているようです。

良くないと思いつつ、単語に読み方も書いています。
(自分も生徒さんに、あまりよくないと言っているのに!)
私が近くで見られないので、次善の策と考えました。

さらに表を作り、できたら◎、できなかったら×を付けさせています。
子供はこういうのにメチャクチャこだわるのでそこを狙っています。
今のところ◎しか付いていないです(笑)

1週間自分で勉強させ、日曜にチェックテストをしています。
この間初めてしましたが、意味も読みも全部正解でした。

ただ、問題なのは日本語を順番で覚えてしまっている点です。
一回目テストをしようと思ったら、上から日本語を順番に猛烈な勢いで言っていたので、それが判明しました。
なので、テストはランダムにしました。

単語については、まぁこのやり方でいいかな、と実感したので当分はこれでいくつもりです。
ただ、単語は触れないと忘れてしまうので、たまには振りかえって思い出させることもしていくつもりです。

あと、単語を覚えたと言っても、所詮はこの単語帳の中でだけの話。
リーディングの時に意味が思い出せなければ、スポーツでいう「練習のための練習」に過ぎません。
それも考えて教科書の音読をさせています。
単語帳で勉強したものと教科書の内容をリンクさせていくつもりです。
そうすることで初めて単語を息子のモノにすることができると考えています。

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教科書の取り組みについても書くつもりでしたが、やはり今回も少し長くなったのでまた次回書きたいと思います!

よろしければこちらもお読み下さい!
ウチの子供の音読①:國弘先生・林先生・Nさんに刺激を受けて!

『國弘正雄の英語の学びかた』を読んで①:只管音読は普遍的な英語学習法!

『國弘正雄の英語の学びかた』を読んで②:英語はスポーツと同じ 体で覚えるもの
『國弘正雄の英語の学びかた』を読んで③:音読を重ねて文の型を身に付けよ!


Nさんの英検1級合格体験記:徹底的音読で英検合格!ー國弘正雄先生から薫陶を受けた英語人生ー


林剛司氏著『英語は「多読」中心でうまくいく!』を読んで①:学習者もそうやけど指導者こそ読むべき本やでぃ!

林剛司氏著『英語は「多読」中心でうまくいく!』を読んで②:英語の悩みお答えします、林先生が!


ウチの小2の子供の英語学習について最近ブログを書いています。
今回で3回目です。

1回目はウチの子供に英語・音読をさせたいと思ったきっかけなどを書いています。

2回目は英単語の学習方法について書きました。
英検5級の単語帳を使い1週間で1unit進めています。

CD付 英検5級 絵で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

 
3回目の今回は、教科書の音読について書いています。

◆教科書について
三省堂の『New Crown1』の教科書を使っています。
(実際に使っているのは下の一つ前の版です!)

NEW CROWN 1 [平成28年度採用]―ENGLISH SERIES New Edition


前回・前々回にも書きましたが、中学校の教科書を使うことにした理由は、

①内容がしっかりしている
②著名人や研究者が中学校教科書の音読を勧めている
③世の中にマテリアルが出回り過ぎて他に決められない

からです。

私自身も昔塾講をしていたので中学校の教科書の構成のよさは理解しています。
また、ステップバイステップなところも素晴らしいと思っています。

前回書いた通り、私は平日は全く子供の顔を見れないので、子供が自分で出来る方法を用意し、それを取り組ませています。

取り組む量は1週間で1Lessonの1unit分のみです。
CDは無いので、私の声を録音したものをリスニングさせています。
YouTubeに音源が落ちているのですが、使ってるうちに他の動画を見てしまうでしょうからYouTubeは却下しました。

やり方は単純です。

①私が英語で読む→②教科書の文字を指で追いながらそれを子供が読む

もちろん1文1文を繰り返します(教科書全体を私が読んでから、子供がそれをリピートするのではなく)。
今のところ1本45秒なので、小2の子供でも問題なくできています。
これを1日2回繰り返すだけですが、毎日やれば効果を見込めると思っています。

これは息子は若干嫌がっています。
ですから、これも単語と同じで進度表みたいなものを作って、読めたら○を付けさせる方法を取らせています。

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ウチの子供の1日の英語学習は

単語16×3回
教科書音読×2回

という量です。
本人は少し多いと思っているようです。

実際にはこれだけやって5分くらいです。

「1日は1440分でその中のたった5分だよ。1440円の買物に行って5円出すの同じだよ」
と謎の理論を示したら
「そうやな!」
ってかなり納得していました(笑)

また、子供が負けず嫌いなのを上手く利用し、
「1日5分勉強するだけで、クラスのみんなより英語できるようになったら凄くない?」
って言ったら
「そうやな!」
って言っていました。

怖いくらい単純で助かってます。

あと、音読させる際に気を付けているのは、場面設定です。

誰と誰がどこで何について話していて、このセリフは誰が発しているのかなどはしっかりしています。
息子はこういう話を聞くのがとても苦手で、説明していてもあまり頭に入っていない感じです。
ただ、そういう習慣を付けさせないと、単に文字を読むだけでは本物の英語にしていけません。

また録音はできるだけ、気持ちを込めてしています。
そのお陰で印象に残りやすくなりますからね。

これを毎週日曜日、

①しっかり読めるか
②文全体で意味が取れているか(単語一つ一つ意味を確認すると面倒臭くて本人のやる気を削ぎそうなので今はしない)

の二点をテストしていく予定です。

教科書に読み方・意味を書いていて、あまりいいとは思いません。
しかし、平日に私が全く英語の勉強を見てあげられないので、次善の策としてこうしています。

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書き込みがかなりけしからん感じです。

◆最後に
大人がしっかり一人の子供について英語をみてあげれば、集団でやるより飛躍的に英語力が伸び・定着していきます。
最近マンツーマンで小学生を教える機会が多くあり(私が人気講師ゆえ?)、とにかく音読させています。
文法説明はしないといけないのですが、ひたすら音読・パターンプラクティスを繰り返し、最後の10分で文法解説を行うとスイスイ理解でき、問題も瞬間的に解いてしまいます。

私は言語学習は帰納的であるべきだと思っています。
音読を何度も何度もしながらたくさんの情報を仕入れることで、何かよくわからないけど英文には慣れがでてくる。
そのタイミングで初めて物事の仕組み(=文法)を説明してあげる流れが、学習効率を上げると思います。

高校英語の問題なところは、情報もあまりないところに膨大な仕組み(=文法)の説明、しかも細かいことをたくさん覚えないといけないところだと思います。

多読や音読でまずたくさん英語に触れて、次に文法の説明があるべきだと思います。
幸いに私の英語人生はこの流れです。

最後が長くなってしまいましたが、子供に英語学習をさせたいとお考えの方の一助になれば幸いです!

ウチの子供の音読①:國弘先生・林先生・Nさんに刺激を受けて!
ウチの子供の音読②:単語は父の録音を聴きながら!

『國弘正雄の英語の学びかた』を読んで①:只管音読は普遍的な英語学習法!

『國弘正雄の英語の学びかた』を読んで②:英語はスポーツと同じ 体で覚えるもの
『國弘正雄の英語の学びかた』を読んで③:音読を重ねて文の型を身に付けよ!

Nさんの英検1級合格体験記:徹底的音読で英検合格!ー國弘正雄先生から薫陶を受けた英語人生ー

林剛司氏著『英語は「多読」中心でうまくいく!』を読んで①:学習者もそうやけど指導者こそ読むべき本やでぃ!

林剛司氏著『英語は「多読」中心でうまくいく!』を読んで②:英語の悩みお答えします、林先生が!

うちに小2の息子がいます。

3歳まではほとんど言葉を発さず、4歳になってからようやく話すようになるまでは、将来どうなることかと親としては肝を冷やしていました。
生活環境が変わったら話すようになり一安心でした。

今はアホみたいに話します、アホみたいに。
話し相手がいなくても起きてから寝るまで独り言行っています。
う~ん・・・

息子を見ていると、日本語でもシャドーイングみたいなことは苦手のようです。
つまり聞いたものをそのまま口に出すようなことがうまくできないです。
言葉の話し始めが遅かったのと多少は関連性があるような気がします。
私が学校で教えている子たちで、息子とは逆にこういうのが上手な子たちは時々います。

だからといって、息子の言語能力が他の子より劣っているとは全く思っていません。
言語習得は才能よりも、コツコツ続けられる性格こそ大切だと思っているからです。
それに息子は何でもやりたがり・超が付く負けず嫌いなので、そこをうまく刺激しながらモチベーションを維持させています。

こんな感じで、息子には英語がイヤにならないよう工夫しながら勉強を継続させています。
生徒を見ていて英語が嫌で嫌で仕方がない子はやはり英語もほとんど身についていませんからね。

とにかく、息子は言葉の話し始めが遅かったので、英語を学ばせたいとは思ってはいましたが、それより日本語を先にしっかりさせないと英語も何もないと思い、小学1年ではまずは日本語の読み聞かせ・音読を優先的にさせてきました。

息子も2年生になり、まぁ日本語は大丈夫だろうとなりました。
ですから、私としても、そろそろ息子に英語も少しずつさせようと本格的に思い始めました。
今後は英単語や英文の音読をさせることを考えています。

実は、毎週末YouTubeで英語の単語や歌だけは聞かせてきました。
この1年間くらいです。
本当にお遊びのレベルですが、それで十分だと思っていました。
それでも意外に単語のストックができてきたので、もう少しレベルアップさせたいと思っていたタイミングが合ったのも音読させることを決めた理由です。

息子が望めば来年3年生になったら、英検5級を受験させます。
彼はやらないとは言わないとは思います(笑)
なんせやる気の塊ですからね。

そのためには単語帳が必要なのは当然ですが、なぜ音読をさせようと考えたかは、「通訳の神様」國弘正雄氏・神戸学院大学で教鞭を取られている林剛司先生・以前対談させて頂いたN氏が一様に音読の重要性を説いてみえるのに刺激を受けたからです。

今回息子の音読法・単語の学習法について書くつもりでしたが、意外に前置きが長くなってしまいましたので、改めて次回書きたいと思います。

先ほど紹介した國弘氏・林氏・N氏についてはブログにも記事を書いていますので、そちらをお読み頂けたら幸いです。

『國弘正雄の英語の学びかた』を読んで①:只管音読は普遍的な英語学習法!

『國弘正雄の英語の学びかた』を読んで②:英語はスポーツと同じ 体で覚えるもの
『國弘正雄の英語の学びかた』を読んで③:音読を重ねて文の型を身に付けよ!


Nさんの英検1級合格体験記:徹底的音読で英検合格!ー國弘正雄先生から薫陶を受けた英語人生ー


林剛司氏著『英語は「多読」中心でうまくいく!』を読んで①:学習者もそうやけど指導者こそ読むべき本やでぃ!

林剛司氏著『英語は「多読」中心でうまくいく!』を読んで②:英語の悩みお答えします、林先生が!



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