昨日書いた、ウチの息子の音読方法について第2回目です。

使用教材は二つ、旺文社の『英検5級 絵で覚える単熟語』と三省堂『NEW CROWN 1』です。

CD付 英検5級 絵で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)


NEW CROWN 1 [平成28年度採用]―ENGLISH SERIES New Edition


◆単語について
昨日書きましたが、息子は来年中に英検5級合格を目指しています。

その勉強に最も適した単語帳が必要なので、絵も載っていてとっつきやすいものを選びました。
『英検5級 でる順パス単』でもいいかと思いましたが、絵がないのでこちらにはしませんでした。

勉強方法は少し困りました。

毎日私がそばにいて勉強に付き合えればいいのですが、私の帰宅が毎日12時近いのでそれは物理的に不可能です。

嫁さんは国語や算数など他の科目を教えているので、更に嫁さんに負荷をかけるわけにもいかず。
しかも嫁さんは英語が大の苦手。
なので嫁さんにお願するという選択も諦めました。

息子自身にCDを再生させて音読させる方法も考えました。
しかし、旺文社さんには本当に申し訳ありませんが、テキストの作りは大満足なのですが、CDの構成が私個人的な理想とは相容れず。

結局、私の声を録音しました。
息子はそれを聞きながらテキストを見て読むという形を取っています。
具体的には、例えばbookという単語を覚えさせたいならば、

ほん book ほん book

という形で録音し、bookについて2回ずつ単語とその意味が確認できるようにしています。
単語16個で1分くらいの録音の長さです。
これなら小2でも一人で聞いていても集中力がなんとか持続します。

ちなみにこれは日本語→英語という順番が意外に大事です。
日本語が先にこればその言葉に無意識に反応しますが、英語が先にくると聞き流してしまいます。
ですから、覚えやすいのは、英語→日本語の順番より、日本語→英語の順番です。
これは私の経験から得たものですが。

book ほん book 本 ←この順番でも悪くないけど・・・
ほん book ほん book ←この順番が効果的

話は戻りますが、息子はそれを聞きつつ、テキストの文字を目で追いながら声に出して読んでいきます。
16個を毎日3周させています。
16個を3周ですが、一つの単語を2回聞く訳ですから6周分の効果を見込んでいます。

私は実際確認が出来ていませんが、嫁さんの話によると、朝起きて何やらしているようです。

良くないと思いつつ、単語に読み方も書いています。
(自分も生徒さんに、あまりよくないと言っているのに!)
私が近くで見られないので、次善の策と考えました。

さらに表を作り、できたら◎、できなかったら×を付けさせています。
子供はこういうのにメチャクチャこだわるのでそこを狙っています。
今のところ◎しか付いていないです(笑)

1週間自分で勉強させ、日曜にチェックテストをしています。
この間初めてしましたが、意味も読みも全部正解でした。

ただ、問題なのは日本語を順番で覚えてしまっている点です。
一回目テストをしようと思ったら、上から日本語を順番に猛烈な勢いで言っていたので、それが判明しました。
なので、テストはランダムにしました。

単語については、まぁこのやり方でいいかな、と実感したので当分はこれでいくつもりです。
ただ、単語は触れないと忘れてしまうので、たまには振りかえって思い出させることもしていくつもりです。

あと、単語を覚えたと言っても、所詮はこの単語帳の中でだけの話。
リーディングの時に意味が思い出せなければ、スポーツでいう「練習のための練習」に過ぎません。
それも考えて教科書の音読をさせています。
単語帳で勉強したものと教科書の内容をリンクさせていくつもりです。
そうすることで初めて単語を息子のモノにすることができると考えています。

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教科書の取り組みについても書くつもりでしたが、やはり今回も少し長くなったのでまた次回書きたいと思います!

よろしければこちらもお読み下さい!
ウチの子供の音読①:國弘先生・林先生・Nさんに刺激を受けて!

『國弘正雄の英語の学びかた』を読んで①:只管音読は普遍的な英語学習法!

『國弘正雄の英語の学びかた』を読んで②:英語はスポーツと同じ 体で覚えるもの
『國弘正雄の英語の学びかた』を読んで③:音読を重ねて文の型を身に付けよ!


Nさんの英検1級合格体験記:徹底的音読で英検合格!ー國弘正雄先生から薫陶を受けた英語人生ー


林剛司氏著『英語は「多読」中心でうまくいく!』を読んで①:学習者もそうやけど指導者こそ読むべき本やでぃ!

林剛司氏著『英語は「多読」中心でうまくいく!』を読んで②:英語の悩みお答えします、林先生が!