前々回のブログで林氏の著書『英語は「多読」中心でうまくいく!』を読んでその感想を書きました。

著書の中で、多くの英語学習者が持つ疑問点について、林氏が色々考えを書いてみえます。
多くの研究者や英語学習偉人の言葉を紹介してくれたり、もちろん、林氏の経験などもあり、読んでいて面白いです!

今回はその中の一部を紹介しながら、私の意見・経験を述べていきたいと思います。


暗記について

英語学習において暗記は必要かということについて。
これは結論的には暗記は必要ということです。
ただ、英文を暗記しましょうという勉強のスタンスではなく、結果的に暗記してしまうくらい音読をしましょう、ということを言っています。

私もそう思います。
暗記を目的にしてしまうと確かに英語は辛いものだけになってしまいます。
しかし、英語力を付けるための音読を行い、英文暗記がその副産物と考えると気持ちが楽になるのではないでしょうか?

私がTOEICを指導している生徒さんにも、自分一人で勉強ができなくて本当に困っている人がいます。
(笑ってしまうかも知れませんが、こういう人はメチャクチャ多くいます)
その方に、PART1の音読をどんどんするように勧めました。
その人はTOEICなのに音読するのかと引いていました。
TOEICは問題を解いてナンボって考えていらっしゃるんですよね、過去の自分もそうでしたけど。

その方は、音読はすればするほど内容が覚えられて、結果的にやってよかったと言っていました。
じゃ、仕上げとして細部まで暗記してしまいましょう、PART1の写真を見るだけで全てスクリプト通り言えるようにしましょうと勧めたら結構素直にしてくれました。
最終的に少しのミスはあったものの、ほぼ覚え切ってくれました。

この方などまさに、音読が結果的に暗記につながった好例だと思います。

読むことと話すことの関連性について

次に、読むことと話すこと、について。
この二つは大きな関連性があり、英語を話せるようになりたいのであれば、英文をたくさん読むべきであると主張されています。
また、多読によってインプットを増やすべきとも述べられています。

私も、英会話をする上で音読だけでなく多読も必要な要素だと考えています。
現在英会話学校で教えていて、生徒さんのインプット量の少なさを本当に問題視しています。

インプット量が少ないのにアウトプットができるはずもありません。
(もちろん、英語上達には音読など他にも色々な要素がありますが)
これは、多くの生徒さんを教えた経験からたどり着いた私なりの結論です。

どこで見たか忘れましたが、インプットとアウトプットは8:2か9:1くらいであるべきだそうです。
英会話の授業を1コマ1時間と考えると、単純に考えて生徒はその授業のために4時間~9時間はインプットが必要になります。
授業のためのテキストなどや予習例文を数回読むだけではとてもその量を補うことはできません。

また、生徒さんは単語が身に着かないことをよく嘆いています。
それも、読む量が足りていないのが問題だと思っています。
単語帳や授業テキストで出てきた単語も、使わなければ定着しません。
かといって、授業中の会話で使える単語などは限りがあります。
その状況下で語彙力を鍛えようと思うのであれば、やはり多読が一番だと思います。

子供はまだまだ人生始まったばかりですし、英語の本が読めるようになって先の人生を豊かにしてもらいたいと特に思います。
また、洋書・和書に限らず、本を読む人生は読まない人生より数倍も色々な意味で豊かです。
ですから、子供たちにこそ多読の習慣を身に付けてもらいたいと思います。

もちろん大人もだよー!

まとめ

今回は英語学習者が持ちがちな疑問に対する、林氏の意見を元に私も感想を書かせてもらいました。
これでも、ほんの一部に過ぎません。
著書を読んで、改めて英語学習は音読と多読が必要だと私も思いました。
私もなぜ英語力が付いたかというと、塾講をしていて、そこで寝ても覚めて英語を読んでいたからだと思っています。
難関大学の長文などは、日本語を読んでいても意味がわからない部分があります。
そのような英文の解説を生徒にしないといけない訳ですから、寝る時間も削って勉強していました。
つまり、知らず知らずのうちに多読をしていたということですね。
その結果初めて受けたTOEICは845点でした。
いいのか悪いのかはアレとして、多読をしていなかったら、この点数には到底及んでいなかったと思います。

でも、TOEICのスコアがそうでも、話すのはあまり得意ではなかったです。
というのも、私は音読をしたことがそれまでほとんどなかったからです。
今からでも遅くはありませんが、若いころもっと音読しておけばなぁって今でもよく思います。