定冠詞ってややこしいですよね。私も正直正しく使えていません(キッパリ)!

特定のモノにはtheを付ける、不特定の一つのモノについてはaを付けるということは高校まで英語を学んだ方なら大体知っている事実です。
今回はそこには触れず、一般的に「暗記しましょう」と言われていることについて一部見ていきたいと思います。一つ目は固有名詞について、二つ目は時間について書いていきます。

①固有名詞について
固有名詞なのにtheが付く場合があります。theのイメージとして、部分部分が集まって一つもモノの概念を構成するという役割があるのというのがその理由です(この説明で理解できた人ってスバラスい!)。

the United Statesなら、TexasやCaliforniaなどの州が集まって「アメリカ合衆国」という国を構成しています。その集合を定冠詞 theでまとめている感じです。他にthe Philippines・the Netherlands・the United Nationsも同様です。フィリピンとオランダの国の仕組みについては不肖よく理解できていません。

the Yodo Riverです。淀川には支流がいくつもあって、それをまとめているからtheが付くという感じですね。ちなみにWikipedia情報では淀川は日本で一番支流を持つ川なんですね(スゲー965本!)。重箱の隅を突っつくようですが、じゃ、支流自体にtheは付くのかとなりますが、調べたら the Kanzaki Riverと表記されているので、やはり川なら定冠詞が付くと考えていいみたいですね。

山脈
the Rocky Mountainsやthe Ou Mountainsもそうですね。奥羽山脈なら、八甲田山(映画が面白かった!)などから構成されてますもんね。映画八甲田山は絶対見ましょう!完全に話題が逸れましたね。

こう考えると、山・湖・駅・空港につかないこと理由が合理的に説明できます。これらは全部単独で存在していますからね。ただ、私も全て調べてここで書いている訳ではないですし、例外もあります。頼むから気まぐれで付けるのやめて・・・

②時間について
これは皆さんがご存知の表現について触れていきますので、あまり役立つわけではないかも知れませんが、雑学としては少し生かせるかもしれません。

in the morning・in the afternoon・in the eveningにtheが付きますよね。これは時間という概念の中で人が恣意的に(勝手に)時間に区切りを付けているからです。このように境界が曖昧にtheを使って区切りをつけるようにしているそうです。at nightにtheが付かないのは、昔は寝る時間のことをat nightで示していたそうで(ホンマか?)、それは一瞬のことにすぎずtheで時間に具切りを付ける必要性がないので定冠詞が不要だそうです。う~ん、何か書いてて分かったような分からないような。

②はまぁ別として、①は私の中で結構しっくりきています。上に書いたように例外もありますし、わからないことも多々あるのですが、こうだろう・こうじゃないだろうという、一つの線引きができます。どっかで読みましたけど、世界のHarvard Universityに留学した人が、論文を書いてネイティブに添削してもらったらtheの使い間違いがいくつもあったそうです。それくらい潜在意識に刷り込まれてるんですね。また、theに関する分厚い本を読みましたけど、これで全てが説明できた訳じゃないって書いてありました。 

冠詞はやっぱり習うより慣れろですかね!?